弥勒の下生
ある日、道膺禅師が洞山禅師に公案を提起した——南泉が僧を問い質した話である。南泉(普願)はその僧に尋ねた:「何の経を説くか。」僧は言った:「『弥勒下生経』です。」南泉は言った:「弥勒はいつ下生するか。」僧は言った:「今は天宮におり、未来に下生いたします。」南泉は言った:「天の上にも弥勒なし、地の下にも弥勒なし。」
ある日、道膺禅師が洞山禅師に公案を提起した——南泉が僧を問い質した話である。南泉(普願)はその僧に尋ねた:「何の経を説くか。」僧は言った:「『弥勒下生経』です。」南泉は言った:「弥勒はいつ下生するか。」僧は言った:「今は天宮におり、未来に下生いたします。」南泉は言った:「天の上にも弥勒なし、地の下にも弥勒なし。」
これを語り終えてから、道膺は洞山に問うた:「天の上にも弥勒なし、地の下にも弥勒なし——では、弥勒にその名を与えたのは誰か。」
洞山はこの問に打たれて、禅床が震えた。洞山は言った:「膺師、雲巖に在った頃、かつて老師に問うたことがあって、火炉が揺るぐほどでした。しかし、今日のあなたの問いには、全身汗だくだくです!」